2014年3月25日火曜日

帰命寺

八幡町 帰命寺 (きみょうじ)  (第二十六番 大泉寺 関連)

現住所 盛岡市中ノ橋通二丁目1地内



 帰命寺(自然山帰命寺)は元禄三年(1692年)に西応という僧侶が如来堂を建立したことに始まるが、明治維新後に廃寺となる。
 そこから、帰命寺跡地には林光という僧が建てた「蛸薬寺」(慈覚大師一刀三礼御作と伝わる薬師如来像)のお堂が建てられたが、それも明治十七年(1884年)の盛岡河南地区大火で消失した。 寺の宝物でる室町時代の作とされる名刹「十一面観世音菩薩」と「蛸薬師」は、類焼の前に持ちだされ、その後大泉寺との併合により、現在は大泉寺(本町通一丁目)に安置されている。

 (帰妙寺横丁は、この奥に帰命寺(浄土宗)があったのが名前の由来。)

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